2024年4月13日(土)
- オンラインインタビューの動画を見返していて、しみじみと「自分って美女じゃないんだなあ」と思う31歳の春……
- が、ワイは「己は美女じゃない」という自己認識を携えたままで、しかし客観的な振る舞い的には「己は美女であると思っております」という感じを出せる特殊能力を持っているので、全然なんとかなっている
- 良かったぁ〜
- 鏡のなかのベストアングルな自分は美女なんですよぉ!
- みんなも私が見ているベストアングルな私のことを見てほしい、びっくりすると思う
- ピカソもそう言っているよ(キュビズムへの誤解)
- 息子が幼稚園生から小学生になった。体重の10分の1ぐらいある重みの荷物を毎日背負って、これまでにないレベルの距離を歩いており、頑張ってくれ〜と思う
- しかし小学生の荷物って重いなあ。ランドセルが1キロぐらいあるし、コロナ以降は水筒持参だし、タブレットも持たせるし、云々かんぬん、とかやってると平気で4kgぐらいに到達する
- 小学1年生の体重がだいたい20kgぐらいだとすると、体重の5分の1の重さの荷物を背負うわけだから、これは大人でいうと……
- 体重45kgの人:9kgの荷物(広辞苑、約3.5冊分)
- 体重55kgの人:11kgの荷物(広辞苑、約4.5冊分)
- 体重65kgの人:13kgの荷物(広辞苑、約5冊分)
- 体重75kgの人:15kgの荷物(広辞苑、約6冊分)
- てことになる
- 広辞苑そんないっぱい持ったら肩凝っちゃうよ〜、山岳部かい〜
- ランドセル、検討に検討を重ねて700gのやつを買ったけど、ワンチャンもうちょっと軽くできんもんかねえ🐶←ワンチャンと言ったので
- あとは逆に息子を重くするという考え方もあるな……
- 息子、シュッ!!! としているからなあ
- 1歳の娘がぱいんぱいんのむっちりぷくりんベイビーなので、しばらく娘を見たあと急に息子に目をやると、「この6歳児、シュッとしている!!!」と新鮮に驚いてしまう
- でも息子は「シュッとしている」と言われると嫌がるので、言わないようにせねばならない
- 昨日、息子と次に観るべき映像作品を一緒にあーでもないこーでもないと話し合っていたのだが、ふと「考えてみたら別にこの人、すでにBANANA FISHと水星の魔女履修してるんだから、たいがい大丈夫だろ」と思い、攻殻機動隊を提案
- 音声なしの予告編でタチコマを観た瞬間「今の青い子は誰? とても可愛かった」と言う。タチコマが可愛いことをフォルムだけで見破る息子、オタクの勘が冴え渡りすぎである
- 本編を見せたところ、ハチャメチャ大興奮していた。「最初はタチコマのシーンだけでいいって思ってたけど、9課の人たちみんな好きだわ……」と困っていた
- 順調にサブカル君へと成長する長男と、それを面白がってエンタメを与え続ける父母、そしてぱいんぱいんのむっちりぷくりんベイビーにて、我が家は、やっておりマウス🐭
2024年4月11日(木)
- 昨日は、息子が夕食に出てきた鮭を地面に落とし、それに気づかないままキャスター付きの椅子で鮭を轢く事件が発生した
- 「見た目が怖ッ」と思った
- よほど「鮭を椅子で轢かない!!!」と叱ろうかと思ったが(「鮭を椅子で轢かない」という言葉が面白いため)、まあ、構造的にいえば水こぼしたときに叱らないのと同じだな……と思い、堪えた
- キャスターのミゾに入り込んだ鮭をチマチマ取る作業は、私の性来に全くフィットしていないことが分かった
- 最近、息子と一緒にまどマギを観ている(今9話を観終わったところ)。
- 息子はどハマりし、おしり探偵とボーボボのことを考えていないすべての時間をまどマギに捧げている
- 親の私が「まどマギは一気見しないほうがいい」という強めの思想を持っているため、息子は1日に最大でも2話までしか視聴ができず、日々「これ続きどうなっちゃうの?!?!」と苦悶。かわいそうに……
- 息子はあまりに続きが気になるので、登場人物たちの思いのことを毎回考察している(オタクが産んだオタクの子)
- 最初は「なんで杏子ちゃんはさやかちゃんのことを助けたかったの? さやかちゃんは杏子ちゃんのこと、そこまで大切に思ってるわけじゃないと思う、そういう描写もないし」などと言っているだけだったのだが、
- だんだんロスが祟ってきて、私に「まどマギの続きを展開させてほしい、ただし舞台設定は変えずに」などと要求し始めるようになってきた
- 二次創作はテメエでやれやとちょっと引く母
- が(二次創作で独りぼっちは、寂しいもんな……)と思ったため、ちゃんと頑張ってあげた
- テーマは「丘陵地帯をどうしても訪れたいまどか」と「まどかには坂道は無理ではないかと苦言を呈するさやか」
- 息子からの反応はゼロだった
- ちなみに、息子の推しは杏子。理由を聞いたが、教えてくれなかった。
- 私の推しも聞かれたので「断然さやかである」と言うと、ハテナの顔をしていた。
- 私はとにかく、どうしようもねえ子が好きなんじゃよ。憲法にも「太宰治と西村賢太を愛好する人間は須くさやかちゃん一択であるべし」と書いてあるんじゃ
- 息子、水星の魔女における推しはニカだった(私は初期グエルじゃよ)
- 息子にはまだエヴァとか攻殻機動隊とかを見せていない。いつ見せるべきか。悩む。
2024年4月7日(日)
- 息子と、映画館で劇団☆新感線の『天號星』を鑑賞
- ↓これ
- 宝塚とかみたいに、舞台の撮影したものを映画館で上映する、という試みがあるのは知っていたのだが、なんとなく「舞台ってよく分からん」というその一点のみでこれまで食わず嫌いしていた
- (演劇って観に行ったことない。。。)
- 今週みる映画決めようか〜とダラダラ映画館のページを見ていたところ、チャンバラ大好きな息子が「これ絶対観たいわ」と言うので、せやなと鑑賞
- 思ったよりも親の私が「最高すぎんか」となってしまい、ヤバいぞ……と思った。
- 舞台。沼のいいにおいがする
- なんかこう、公演時間全部で「今、人間が、人間の限界をやっております!!!」の気迫を見せつけられている感じ。すごかった
- 多分、実際に舞台を観に行くと、結構大変なことになってしまうとも思った
- あと、映画よりも「この人を推したい」という気持ちが強くなる。生っぽいからかな。
- 山本千尋さんという方が良すぎた 感謝 連綿と続く生命への感謝
- 息子は「俺、こういう映画を作る人になりたい」と言っていた
- 息子が将来の夢を具体的な形で喋ったのはこれが初めてかもしれない。感慨深く思う母。
- あと息子、ラストシーンのあと「頼む!!!!! もっと続いてくれ!!!!!!」と言っていたし、カーテンコールのときもまだ言っていた
- 演劇って大変よ、多分、知らんけど、私の出身大学においては、演劇サークルに入っていた人々はほぼ全員浪人していたわ。怖いわね。沼なのよ
- なんかこう、6歳児ぐらいの「将来の夢」ってもっとフワフワしているのでは、と私は思っていて
- 息子が初めて口にした夢が「こういう映画を作りたい」だったのが、きわめて息子オリジナルな感じだし「意思」のほのみえる感じだし、とてもいいと思ったんだ……
- 「とてもいいね」と褒めようかと思ったけど、なんかこう、そういう夢を持つ、ということ、そのものを「褒められるからやろう」と息子が思ったら嫌だなと思って、「ふーん」と言うのに留めた
- しかしこれ幸いと「ああいうの作る人になるには、ご飯いっぱい食べていっぱい寝て、本とか漫画とか映画とか演劇とかにたくさん触れることが重要よ」と言っといた(スパイになりたいと相談されたときも似たような回答をした)
- 息子は「分かった!!」とデカい声で返事をし、いっぱい食べてスッと寝た
- しかし彼が本当に役者になりたいと思っていた場合、なんかもっと違うことをするべきなのだろうか、とちょっとソワソワ
- 役者になるために6歳児がするべきことって、何だろう……